実務従事参加者の田中です。
2月17日は、実習6日目、最終回でした。
ところで私は、中小企業診断士試験で、下記のように問われたことがあります。
「営業、開発、…という職種別に部署や役割を切り分ける『職能別組織』という形態を、なぜ多くの会社がとるのか。」
これに対し、おおむね私は下記のとおり答えました。
「職能別に切り分けない場合、毎度の人の採用に関して、複数の職能を持つスーパーマンを探す必要が生じ得るため、毎回社長を雇うかのような労力を要しかねないからです。」
さて、実習最終回の内容は、支援先のスーパーマンへの経営革新計画申請書案の報告でした。
経営者の方が手掛ける仕事は、人によって焦点とする分野が違ったり、その時その時によって手掛けるものが違ったりと、非常に目まぐるしいです。
本件の経営者の方もしかり、計画の対象たる新事業の実現を1日でも早める必要から、営業、開発、…と多岐にわたる重要施策の実行に奔走していました。
そのため、新事業の計画策定や精緻化からは手が離れていたと言えます。
その分、本日提示した経営革新計画書を目新しいものとして関心を持って見て頂き、かつ、市場開拓に有効な経営アドバイスなどについても喜んで頂き、良かったです。
あとは、報告会で得たフィードバックなどを踏まえ、計画申請書を少々調整し、経営者の方へと託すこととなります。
以上、ありがとうございました。
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