早いもので、5月期の実務従事も第6回、本日は先方社長様への報告会となります。
5月16日にスタートして以来、約半月間、メンバー6人で論議を重ね、また平阪先生よりご教示頂いたことを一つのレポートにとりまとめ、各メンバーより報告を行いました。
今回も先方の会社に往訪したメンバーが5名(平阪先生含む)、Zoomでの参加が3名となりましたが、運営上はまったく支障なく、無事に報告を終えることができました。
以下、ご報告申し上げます。
1.今回のテーマは事業再生で早期経営改善計画を作成するというもので、財務上の方向性(損益計画、資金計画)と事業戦略上の整合性(紐づけ)を行うということが大きな課題でしたが、過去3回にわたる論議を経て、有機的にうまくつながりを持たせることができました。
この点において、普段財務的なアプローチをなさっていない、また明確な経営計画も有していない先方社長に対しては、説得力を持ち、報告できる内容になったものと考えます。
2.施策はやや網羅的に整理を行いながらも、優先順位をつけた形でのプレゼンにつなげることができました。
今回の対象企業の置かれている現状、マーケット分析等からある程度、早い段階で方向性を視野に入れた論議ができたことも、有用な提案につなげることができた要因ではないかと考えます。
6人の積極的な論議、並びに平阪先生の的確なアドバイスにより、施策の詰めをしっかり行うこともできました。
改めて、平阪先生、5人のメンバーの皆様にお礼申し上げます。
3.社長は、適時、メモをとりながら、しっかり聞いていただいていたように思います。
なかでも、社長の最大の関心事であった経理業務のスリム化の問題につき、当方より、提案をおこなったクラウドサービス、経理アウトソーシングサービスについては、大きな関心を示していただくことができたように考えます。大きくうなずきながら、また声を発しながら、真剣に耳を傾けていただくことができました。
本研修後に、速やかにアクションに移していただけるのではないかと考えます。
4.今回の実務従事は、最終回を除き、すべてZoomでの論議でしたが、活発な意見交換のもと、一つの意見に集約できたこと、改めて、WEB研修の有用性を再認識できた研修でもありました。
私自身、大いに勉強になりましたし、多くの気づきを得る極めて有用な研修でした。
5.研修間の間の時間ではスメカブックを通じて積極的に意見交換を行いながら、一つの成果物に集約していくステップも貴重な体験であり、自分にとっては、極めて有意義な体験となりました。
こうした研修を重ねていくことで、間違いなく、企業コンサルのノウハウは確実に蓄積され、それぞれ業界、ポジション、立ち位置も違うメンバーでしたが、それぞれが次のステップに向けて歩を進めてくことができること、確信いたします。
私は、4月、5月と2か月連続でコムラッド様の実務従事で勉強させていただきましたが、引き続き、積極的にこうした研修に参画し、自らを高めていきたいと思います。
平阪先生、今回、ご一緒頂いた皆様、本当にどうも有り難うございました。
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