NO.30 早期経営改善計画策定支援:実務従事実習4日目

森井です。

5月の実務従事研修も早いもので第4回となりました。
今回もコロナ感染症対策としてZoomを活用しての研修となりました。

皆さん、この研修のスタイルにも、すっかり慣れ今回も要領よくアジェンダをこなすことができました。

ファイル共有等を行いつつ、全体のファシリテート役を務めていただいたYさんには感謝です。
論議を進めながら、共有ファイルで論点を書き加え、全員が見える状態での論議の進め方は極めて有効であると考えます。

後は、今回の研修までの1週間での各人の成果物作成に向けての、準備も入念に行われており、この点も、今回の論議がスムーズに進行できた要因であると考えます。
その意味では、メンバー間で研修開催前に各種情報の共有・連携ができるスメカブックの存在は、本研修の進行に極めて有用であり、有意義なツールであることも、改めて、確信できました。
論議の中途で、ポイントポイントで的確なサジェスションを頂き、全体の進行をウオッチいただいた平阪さんにも、改めて、感謝申し上げます。

以下、今回のアジェンダに基づき、ポイントのご報告を申し上げます。

1.売上アップに向けた施策論議
対象となるマーケット毎)にマーケットボリューム並びに社長の想いも踏まえながら、施策を全員で論議を行い、大きな方向性をつけていくことができました。
Kさんが事前にお作り頂いた力作ペーパーがありましたので、これをたたき台に論議をスムーズに進めることができ、非常に有用であったと思います。
現状分析、財務分析を行った後は、まさに提案のコアとなる部分であり、ここの論郭が見えてきたことは大きな収穫となりました。
「XX社との連携による計数機の拡販」を事業ドメインの核に据えるという方向性にほぼ集約できました。

2.経費削減に向けた施策論議
キャッシュフローの改善に向けては、売上を伸ばし、経費を極力切り詰めることの2側面から考える必要があり、シンプルなフレームワークでの論議を進めることができました。
この点においても、多様な策が提起されましたが、一部の施策がクローズアップされました。
ここにフォーカスしながらも、考えられる経費節減策をリストアップ、整理し、考えられる選択肢の整理を行うことができたと考えます。

3.税務面の分析
資金計画、利益計画と上記施策の紐づけを行い、全体としての整合性をとっていくという観点から、10年後における売上計画のシミュレーションを、資料を共有しながら行い、提案のゴールを定めていくことができたと考えます。

その他、社長からの個別のオーダーの論議を行い、提案を軸に方向性を固めることができました。

明日は第5回目、実質、全員で論議を行う最終日となります。
本日、方向性を付けた内容をいよいよ成果物におとしていくフェーズ、引き続き、全員で活発に論議を行いながら、効率的に進めていきたいと考えます。

 
 

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