NO.27組織人事・資金繰りの診断助言:実務従事実習3日目

2020年2月度 実務従事に参加しています、吉田です。
今回は、第三回ミーティングのレポートをさせていただきます。

前回はクライアント訪問だったため、今回はそのヒアリング内容の整理、提案の方向性の決定、各自役割分担です。

ヒアリング後に決算資料をご提供いただけていたので、まずは財務資料を見て、各自が気になった点を共有しました。
直近3年間で変化のある数値、一般的な水準と乖離する点、業界平均との比較等をディスカッションしました。

やはり、4人それぞれ背景や専門が違うため異なる視点がでてきて、勉強になります。
財務資料から課題と見受けられる点と、社長のヒアリングでの課題感の強さに差が感じられる点もあり、なぜそのギャップがあるのか、等についても議論しました。

次に、ヒアリングで伺った課題の整理です。
多岐に渡る課題について触れてくださったので課題の構造化と優先順位付が必要です。
各課題がどのように関係しているか、短期的課題なのか中長期的な課題なのか、中小企業診断士として解決のお手伝いをすべき課題はどれなのか、等の視点で整理をしました。

講師の加藤さんにも、税理士や他の専門家ではなく中小企業診断士ならではの強みが活かせる提案のポイントについてアドバイスをいただき、非常に参考になりました。

議論の結果、元々設定していた「組織・人事」「資金繰り(財務)」に加えて、「マーケティング」を追加することとなりました。
「マーケティング」の課題が、現在起きている他の問題へ大きな影響を与えており、その解決が短期的にも長期的にもクライアント企業様にとって重要だと考えられるためです。

再度役割分担をし、担当ごとに提案の方向性の検討、全体への共有、クライアントへの追加質問事項の確認、等を行ないミーティングを終えました。

次回は各自、提案資料の叩き台を持ち込み、議論を重ねます。
よりよいアウトプットができるようしっかり検討をしたいと思います。

 
 

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