6/22(土)は令和元年5月期実務従事第6回目(最終日)を事業者様にて実施しました。
前回の実務従事後、各担当が成果物(最終稿)を最終日前々日までに作成し、ようやく成果物の完成に至りました。
発表は10時からでしたので、9時50分頃に最寄り駅で現地集合し、事業者様へ訪問しました。
社長にご出席いただき、成果物をお渡しした後、戦略パート→戦術パートの順にプレゼンテーションを行いました。
発表後、社長より、HP対策を考えていたところであり、大変参考になった、大変勉強になったとのありがたいお言葉をいただきました。
最後に、第2日目のヒアリングの際にご紹介いただいた新製品のデモを見せていただきました。
新製品は大幅な改良が加えられており、社長の新製品に対するも思いが伝わるととともに、製品の説明していただく際の社長の生き生きとした表情や、新製品は後日大手顧客へのプレゼンを控えているとのお話しからも新製品の可能性の高さを実感することができました。
プレゼン後、指導員・参加者全員で近くのレストランで打ち上げを行いました。
指導員より、今回の実務従事につきまして、
1)提案が社長に刺さったかは、プレゼン中社長がどれだけメモを取ったか(鉛筆を動かしたか)で判断することができる。今回、社長は熱心にメモを取っていたようなので良かったのではないか。
2)ただし、伝え方にもっと工夫ができたし、もう一歩踏み込んだ提案をできたのではないか。例えば、社長一人で対応できるか微妙な提案は、第三者のサポートを提案するなど「一歩踏み込んだ」提案をできればよりお金が取れる提案となったのではないか。
といったご指摘をいただきました。
その他、打ち上げでは、診断士として商品メニュー、フロントエンド・バックエンドの品揃えを持つことの必要性などのお話をいただくことができ大変参考になりました。
私個人的には、成果物をどれだけわかりやすく社長がやってみようと思わせるように伝えるか、プレゼン力を身につけることが自身の課題であること改めて思い知らされた実務従事となりました。
今回の実務従事では、参加者間の意見のすり合わせに苦労した面もありすべてがスムーズに進められたわけではありませんでしたが、そこはさすがに診断士試験を合格したメンバーであり、最後の1週間で結束してレベルの高いものに仕上げられたと思います。今回の参加者の皆様には本当にお世話になりました、ありがとうございました。
末筆になりましたが、平阪先生には折に触れて適切にアドバイスをいただき、ややもすれば迷走しがちであった今回の実務従事メンバーを正しい方向へ導いていただきました、この場をお借りしてお礼申し上げます。
実務従事では、2日間Webマーケティングに関する講義を受講することができましたが、
知識をいかに実践力に変えるか、いいかえれば「お金が取れる」提案をするためのコツなどを学ぶことができとても有意義で貴重な財産となりました。
このような講義は実務補習にはなく、CJFの実務従事の最大のメリットだと思います。
私はCFJの7月の実務従事にも参加させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
執筆:曾我部 様
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