6/8(土)は令和元年5月期実務従事第4回目をCFJ会議室にて実施しました。
前回の実務従事では、メンバーの役割分担(戦略担当2名、戦術担当4名)を決定し、今回の実務従事までに各担当パートの原稿(素案)をそれぞれ作成することに決めました。
今回は、作成した原稿(素案)を戦略→戦術担当順に発表し意見を出し合うことから始めました。
戦略・戦術担当よりそれぞれ原稿(素案)をモニターに映しながら発表しましたが、途中指導員から、
・提案の種類について(気づきを与える提案、こうすべきである提案)区別することの重要性
・「あるべき姿」が定義しきれていないこと
について指摘を頂きました。
「あるべき姿」があるのに、「現在は上手く行っていない」だから「こうすべき+効果」と考えるのは、試験勉強レベルでさんざん学習してきたことですが、いざ実務従事において皆で議論をしているとこのような基本的な視点すら忘れがちになっていることに気付かされました。
そこで、メンバー間で相談した結果、もう一度現状分析と事業者様のあるべき姿について検討し直し、その後具体的にどうすべきかを戦術レベルで検討することに決め、議論を進めました。
議論を通じ、これまでもやもやしていた事例企業様の方向性やターゲットがクリアとなっていきました。
指導員のご指摘を頂かなければ曖昧なまま成果物作成に進むところでした。
今回の実務従事では、診断士としての基本的な考え方について再考させられたのが大きな収穫でした。
その後、担当パートに分かれて、具体的な成果物の内容・構成について打ち合わせを行い、次回までに成果物を作成することを確認して、第4回目は終了しました。
執筆:曾我部 様
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