皆さん、こんにちは。実務従事参加者の長岡です。
いよいよ、2018年2月期「経営革新計画支援」の6日目のレポートです。前回の5日目は、経営革新計画の最終内部レビュー会でした。不明点や方向性をメンバー間で確認し、当日の社長に向けたプレゼンテーションの進め方や役割分担を決めて終わりました。
そして6日目は、事前に自宅で最後の修正とメンバーそれぞれで編集していた資料をマージして、社長へのプレゼンテーションを行いました。
自宅での最後の修正作業
5日目の内部レビューの後、週前半に各自で最後の資料修正を行いました。資料が出揃った後は資料を1つの申請書にマージし完成版を作成しました。今回は私が資料をマージする作業を行いましたが、申請書を全編通して確認すると下記のような修正点が挙がりました。
- 誤字脱字がある。
- 話の流れと図の挿入場所が合っていない。
- 章のインデントの付け方が担当者間で違っている。
- 財務で採用している数値が担当者間で異なっている。
- 数字の表示が右揃えになっていない。 Etc….
そのため、丁寧に申請書を見直しながら修正し資料を仕上げ、インストラクターの先生へ前日の夜に印刷を依頼して、事前作業は完了しました。
また、当日プレゼンテーションを中心に行うメンバーには、Agendaや補助金申請の方法、メリットなどを説明する資料を準備していただきました。
社長へのプレゼンテーション
そして当日は、事務所で軽くプレゼンテーションの方向性を確認した後、お客様先へ出向き、準備した経営革新計画についてプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションの流れとしては、冒頭に経営革新計画を作成・提出する意義やメリットの説明を行った後、メンバーが担当した章ごとに記載内容を説明していきました。
社長は普段の業務でお忙しい中同席していただいたため、時折パソコンで別の作業を行いながら説明を聞かれていましたが、認識が違う際には、すぐに意見を出して修正点を挙げていただきました。そのため、資料(経営革新計画)の認識を合わせることができました。
今回のプレゼンテーションの中で気が付いたことは、社長は「持っていない情報や知識、考え方などに対してのアンテナを強く張り巡らされている」ということでした。おそらくご存じではなかった補助金の申請方法や、事業に関わる消費者の考え方・行動の話になると、身を乗り出して話を聞かれていました。
そのため、上記のような情報をいろんな角度からお客様へ提供していくことが、今後コンサルタントとして求められてくることなのだと実感しました。
実務従事6日間を終えて
まだ資料の修正が残っていますが、一旦、以上で1ヶ月に及ぶ経営革新計画の策定支援が完了しました。
私は4年前、実務補習として会社診断を3社経験しています。ただ、今回の経営革新計画の支援のような実務的な作業は初めてでした。作業ボリュームとしては会社診断の方が大きいと感じましたが、今回は経営革新計画策定に必要な事項を網羅する難しさを感じました。
今後も今回のような中小企業支援の機会を探し、中小企業診断士としてどんな活動ができるのか探究していきたいと思います。
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