NO.35 組織・人材育成およびマーケティング支援:実務従事実習3日目

小森です。

今回は第3回目のレポートになります。

本日は前回のインタビュー内容に基づいて、助言内容の方向性を取りまとめていきます。

まず最初に各グループから、それぞれのパートにおける質問事項と、それに対する社長様のご回答について一通り共有を行い、他のグループのメンバーの認識と齟齬がないか確認を行いました。

今回の支援先様は都内で飲食業を営んでいらっしゃいますが、メンバーの1人が支援先様のことをもっとよく知りたいという思いから、前回のインタビュー後に実際に支援先様のお店に赴き、お店の雰囲気や食事について感想を交えながらレポートしてくれました。
写真とともに説明してくれたことで、店構えや店内の様子、提供される料理の盛り付けなどについての理解が深まり、自分の勝手な思い込みを軌道修正することができました。

佐高先生からも、「診断士として支援先様に寄り添った助言を行うためには、支援先様のことをより良く理解することがとても重要」とのアドバイスをいただきました。
行動力のあるメンバーが仲間にいてくれてとても心強く思います。

その後は、助言内容の方向性についてチーム全体で討議を行いましたが、たった8人のメンバーの中ですら、支援先様のあるべき姿についての意見がなかなかまとまりません。
例えば、インタビューの中で、支援先様から地域に恩返しをしていきたい、というお話がある一方で、グローバル化や多店舗展開に対する意欲も示されていたり、今となっては時既に遅しですが、社長様の真意を理解するために、もっと重点を絞って、掘り下げた質問を行うべきだったと皆で反省です。

最終的には、診断士の基礎に立ち返り、支援先様のSWOT・3C・4P分析などをベースに、どうすれば社長様のこだわりの詰まった食材を、より多くのお客様に喜んでもらえるのか、各店舗ごとにターゲットとすべき客層と、それらの客層に対して提供すべきサービスについて仮説を立てました。

再度グループ分けを行い、全体戦略、各店舗の役割定義とマーケティング戦略、それらを実現するために必要な組織と人材について、2週間後の次回までに取りまとめてくることとなりました。
時間があるようで、残り時間も限られており、チーム一丸となって頑張りっていきたいと思います。

次回もどうぞよろしくお願い致します。

 
 

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