6/15(土)は令和元年5月期実務従事第5回目をCFJ会議室にて実施しました。
前回の実務従事では、各担当パートの成果物の具体的な構成を確認し、今回までに原稿(素案)を修正することを決定しました。
今回は、それぞれ作成した修正原稿(素案)を最終日のプレゼン順に発表した後、意見を出し合うことから始めました。
途中指導員から、戦略とのつながり・整合性を意識した提案でないとなぜそのような提案を実行しなければならないのか事業者様は納得しない、ニーズに合わない提案では事業者様が一体何をしたら良いのか困ってしまう、成果物や発表についてのもう一段の工夫が必用であるとのご指摘をいただきました。
戦略と戦術の整合性については、実務補習だけでなく本実務従事でも繰り返し重要性を指導していただきましたが、いざ成果物を作成する段になると、戦術作成にのめりこんで失念してしまうなど実力不足を痛感させられました。
また、事業様に納得していただけるように伝えるには、重要なこと、例えば今回のような戦略と戦術の整合性などは、折に触れて丁寧に説明する必要があるとのご指摘もいただきました。
「すでに他のパートが説明したから言わなくても良い」「事業者様はご存知のはず」・・・といった思い込みは排除することの大切さを学びました。
今回は、事業様に納得していただけるように「伝える力」を身につけることの難しさを改めて思い知らされた実務従事となりました。
発表終了後、全体の整合性を確認するため、スライドを統合して戦略との不整合、重複、漏れなどが生じていないか、反省点を踏まえながら全員で再度確認しました。
今回はこれまで以上に参加者間の意見交換も活発となり、最終日の成果物発表に向けて何とか良い提案をしたいとの気持ちが伝わってくるように思いました。
最後に、各担当パートに分かれて具体的な成果物の内容・構成について打ち合わせを行い、次週水曜日までに最終成果物を作成することを確認して、第5回目は終了しました。
執筆:曾我部 様
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