CFJの平阪です。
たまには、中小企業診断士として役立つ情報を提供していきたいと思います。
ちなみに、本日は福岡出張のため飛行機内にて書いています。
私はANA派なので今日もANA機で福岡に向けて移動していますが、ANAの飛行機は全便Wifi付きではありません。
そのため、乗った飛行機がWifi付きだと少しだけ幸せな気分になれます ^ ^
ちなみに、今日はWifi付きでした。いいことありそうですね!
# ちなみにJALは全便無料でWifiが付いてますが、ANAは有料。そこは早く無料化してほしいなと思ってます、、、
さて、昨日は実務従事11月期の6回目、つまり報告会でした。
これまで約1ヶ月間かけて作り上げてきた報告書。今回も参加者全員の力作とも言える報告書ができあがりました。
約2時間、事業者様に一通り報告し、今後の売上アップに必要な施策を提案。
事業者様にも満足いただき、実績証明書もいただき、実務従事プログラムの全てを終了いたしました。
さて、実務補習・実務従事、コンサルティングの仕事現場、いずれの場面でも我々診断士が施策を提案する場面というのは必ず訪れます。
施策の提案をしている時、その内容に目の前の経営者がどのように感じているのか気になりますよね。
満足しているのか、満足していないのか、、、、
経営者の満足度は、ちょっとした仕草から知ることができます。
それは、、、、、
経営者の手の動き。ズバリ、メモをしているかどうかです。
経営者にとって私たち中小企業診断士から何を得たいのかというと
「新しい気づき」です。
「それは知らなかった、ぜひやってみよう」
「そういう見方があったのか。気づかなかった」
人は何かこれをやってみよう!とかこれは使えそうだ!とか、心に刺さるものがあれば、体が反応して動くものです。
皆様も、本を読んでいるときに、新しい気づきがあったフレーズや今後使えそうな文章があれば、ラインを引いたり、ページを折ったり、メモしたりしますよね。
それと同じで、施策の提案を受けている経営者も目の前の提案内容に対して気づきや発見があれば、資料にメモをするとか、線を引くとか、付箋を貼るとかという行動をついとってしまいます。
そうした行動が見られれば、しめたものです。
あなたの提案が経営者の心に響いたということなので、その部分について深掘りして説明したり、具体的にそれを実行するために必要なことなどを提案してみましょう。
そうすることで、経営者から「この人は、私の会社のことをよくわかってくれている」と思ってもらうことができ、報告会の満足度はグッと高まります。
逆に、メモるほどのこともない、つまり経営者がすでに当たり前のようにわかっていることをクドクドと説明していては、満足度は大きく下がってしまいます。
報告会に向けて提案書を作る場合は、いかにして経営者の手を動かすことができるか。
そこを少し意識して提案内容を作っていきたいですね。
そのためにも、言いたいことを全て書き切らず、あえて大事なキーワードは伏せて口頭で説明するというのも、一つの手法です。
また、その場の経営者の反応を見ながら、「この内容はメモしそうな気配はないのでサラッと進めよう」とか「今、ペンを持って何かメモしそうなので、ここは少しじっくり説明してみよう」とか、臨機応変に対応することでも、満足度はグッと高まります。
そのほか、なかなか手が動かないなっと思えば、こちらから半分強制的に気づきを与える方法もあります。
これらのスキルについては、また別の機会にご紹介したいと思いますが、いずれにしても「経営者の気づきの量 = メモの量」が、報告会の満足度に大きく作用します。
さて、昨日の実務従事11月期の報告会。
経営者の満足度はどうだったでしょうか。
少なくとも、経営者がメモする手は見ることができましたので、私自身としては一安心という感じでした ^ ^
インストラクターをやっていると、報告会の日って自分が発表しない分、実は結構緊張するもんなんですよ(笑)
それでは。
平阪 靖規(中小企業診断士、マーケティング・プロデューサー)
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