今回のものづくり補助金申請支援のポイント

こんにちは。
CFJ加藤@東京近郊です。

さて、先週公募が開始された平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(ものづくり補助金)ですが、2月23日(土)に1次締切となりました。

弊社は数件、事業者様の申請支援をさせていただきました。
今回は、その支援で感じたポイントをお伝えしたいと思います。

ちなみに、2次締切は5月8日(水)です。
まだまだ支援依頼は増えていくと思いますよ!


ポイント1:今年から変わった15ページ制約

これは、そこそこインパクトが大きかったのではないかと思います。

この15ページは、様式1と呼ばれる表紙部分や、事業者概要欄など既存フォーマットを全てを含めた15ページです。
そのため、実際に記載できる申請内容(事業計画)は実質、A4で8ページ程度でした。

去年の感覚でどんどん申請書を書いていくとあっという間に15ページを突破します。
去年と比べ「要点をおさえて」「コンパクトに」といったことが求めらえるようになったことがポイントですね。

審査項目は技術面で4つ、事業化面で4つあるため、各審査項目が1ページに収まるよう記載していくと調度8ページだな~
なんて考えながら申請書に落とし込んでいきました。

※審査項目は公募要領にのっています。重要ですね。公募要領 参考版(33ページ)
※ただ、単に審査項目を満たすよう書くだけではダメで、ストーリーも重要です。

なお、今年から文字サイズ「10.5ポイント」が指定されているため、見出しなどを記載する際も考慮しなければなりません。
括弧書き、太字、下線を駆使するのがポイントですね。


ポイント2:今年から決算書など添付書類は全てPDF化してCD-Rに保存

ものづくり補助金は申請書の電子データを保存したCD-Rも提出が必須です。

去年までは申請書のwordファイルをCD-Rに保存して提出すればOKでした。
しかし、今年からは「2期分の決算書」「見積書」「補助率アップの先端設備等導入計画の認定書」「加点要素の賃上アップの証明書類」など事業計画以外の書類を全てPDF化し、CD-Rに保存することが必須となりました。

サっと対応できるように思われるかもしれませんが「え、PDF化ってどうすればできるの?」「PDF化できる機器がないんですけど。。」といった事業者は結構いらっしゃいます。

そのため、単にPDF化しておいてくださいね、と伝えるだけでなく、どうすればPDF化してCD-Rに保存できるかまでしっかり支援していくことがポイントですね。

申請書の内容を一緒に固めていく作業も重要ですが、補助金後も事業者とつながり続けるためにも上記のようなフォローが実は結構重要です。

といったところで今回は以上です。

 
 

CFJの実務従事サービスのお知らせメルマガ

メールアドレスをご登録いただきましたら、最新の案件情報や中小企業診断士としてスキルアップできるコラム等を真っ先にお知らせいたします。
情報を逃したくない方は、メールマガジンにご登録ください。
※必要事項を入力後【送信】ボタンをクリックしてください。
-->
中小企業診断士のための実践コンサル塾メールマガジン
顧客属性
【必須】
【必須】
メールアドレス【必須】