こんにちは。
CFJ加藤@オフィスです。
一昨日「No.17 創業期の事業計画策定支援」の弊社実務従事案件で、
参加者の皆さんによる事業者報告前の最終ディスカッションが終了しました。
事業者が喜んでくれそうな計画(成果物)となり、次回の最終報告が楽しみです。
さて、今回は上記に関連して「事業計画策定支援」のポイントをお話したいと思います。
・ポイントその1 誰に計画を見せるのか意識した支援を!
弊社が支援させていただく案件で多いのが、資金調達のために事業計画を策定したい、という案件です。
資金調達にもいろいろありますが、例えば、
融資を受けたいのであれば、事業計画を見るのは金融機関の方なので、返済計画に重点をおく。
(経営改善計画など、計画書にいろいろ書いても結局はお金返せるよね?っていうところを見られます。)
補助金を受けたいのであれば、事業計画を見るのは審査員なので、審査項目に重点をおく。
(ほとんどの補助金はこういった観点で審査します、という内容が公表されています。)
といったように、その計画を見てもらいたい人をしっかり意識して、事業計画策定の支援を行うことが重要です。
当たり前のように思える内容かもしれませんが、事業者自身で上記ターゲット(見てもらいたい人)を意識されている方は少ないです。
中小企業診断士第2次試験とも共通しますが、自分の書きたいことをついつい書いてしまう、、とならないようにするのがポイントですね。
・ポイントその2 情報を整理しながら支援を!
事業計画に盛り込む新たな取組など、、
事業者の頭の中にしかない考え・情報は(本当に)多いです。
そのため、事業者の頭の中にしかない考え・情報をいかに引き出し、まとめるか、は非常に重要です。
例えば、事業者の頭の中にしかないビジネスモデルを、ヒアリングしながらその場でホワイトボードでまとめるなどして分かり易く視覚化(図で表すなど)し、情報を共有できる状態をつくる、といった支援は非常に有効です。
上記の支援をすると、だいたいホワイドボードを写真で撮影していかれます。
事業者自身、頭の中の考えを話しているものの、しっかり腹に落とせていないことが多いため、シンプルでいいので情報をまとめる(整理する)ことが有効なのですね。
上記は実務従事で事業者訪問をする時も有効な部分です。
といったところで今回は以上です。
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