こんばんは。
平阪@自宅です。
ある企業様から「ダイレクトメールの反応が悪いんです」という相談を受けました。
年2回、毎年色々な文面を考えて送っているとのこと。
前回とても反応がよかったので「これだ!」と思って同じ内容で送ると反応が悪かったり、これはイマイチだなと思いながら送ってみたら反応が良かったり、、、、
もう何が良くて何がダメなのか、わからなくなりました。
というのが企業様からお話を伺う中で出てきた声でした。
さて、皆さんならこうした企業にどのようにアドバイスするでしょうか。
こういう時に役立つのが、求める結果を計算式に分解するということです。
例えば今回の場合、結果は「ダイレクトメールの反応」です。
「ダイレクトメールの反応」について、私自身が考えるもっとも単純な計算式は次の通りです。
「ダイレクトメールの内容」 × 「送るタイミング」 = 「ダイレクトメールの反応」
多くの方が、ダイレクトメールの反応が悪いのは「内容」が悪いからだと考えて「内容」のブラッシュアップばかりを考えます。
しかし、送るタイミングが悪ければいくら内容がよくても結果は伴いません。
「ダイレクトメールの内容」が100点でも、「送るタイミング」が0点であれば、「ダイレクトメールの反応」は0点になってしまいます。
企業様に確認してみると毎年この時期とこの時期という形で決めて送っていたとのこと。
見込み客のことを考えて送るタイミングを決めていたのではないということでした。
ですので、今回のアドバイスとしては、少し見込み客のことを考えて、ダイレクトメールを見たら思わず問い合わせしたくなるタイミングはどのようなタイミングかということを考えて送ってみてはどうでしょうかとアドバイスいたしました。
そして一緒に見込み客のニーズや心配事を洗い出し、想定される最適なタイミングというのをいくつか検討してみました。
ダイレクトメールは内容ばかりに目が行きがちですが、送るタイミングも重要であるということも忘れてはいけません。
それでは。
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